私たちは、一人ひとりが様々なリスクに対して意識をもち、日頃からリスク予防・対応活動を着実に実行することにより、リスクの顕在化を防ぎ、発生してもスピードをモットーに損害を最小化し、顧客や地域社会から信頼される会社を目指します。
シンクラングループでは、経営の健全性確保と企業価値の向上を目的に、企業を取り巻く各種リスクを全社的視点で管理するERMの推進に取り組んでいます。ERM実施体制としては、社長をリスク管理の最高責任者(CRO)とし、リスク管理委員会にて全社のリスク管理計画を策定し、運用状況を確認しています。車両運行管理・安全運転やオペレーション品質等について、全社の各部門が主体的にリスク対策を実行しています。
シンクラングループでは、自然災害等の緊急事態に遭遇した場合に、損害を最小限に留めて事業を継続すべく、BCP(事業継続計画)を整備し、常に新しいリスクを想定して更新しています。今後は、拠点の責任者を含む管理者を対象に、リスク管理研修を行う等、緊急事態が発生した場合に迅速に対処・対応できるよう指導していきます。
適切な情報管理を行うため、すべての情報資産に対する機密性、完全性、可用性の維持・向上に努め、お取引先様を含む社会全体からの信用・信頼に応えられるよう、「情報セキュリティ基本方針」および「情報セキュリティ管理規程」を整備しています。
また、社内WEBツールを活用して、情報システムに関する案内を発信し、従業員の情報リテラシーの向上を図っています。最近のサイバー攻撃に関する手口や対応の注意点、アプリケーションソフトのアップデート情報の案内など、タイムリーに発信しています。
私たちは、コンプライアンスを事業活動の要諦と位置づけ、あらゆる法令と企業倫理を遵守し、社会的責任の観点から良識・誠実さをもって行動します。また、コンプライアンスを推進するための仕組み・体制づくりをより強化します。
従業員のコンプライアンス意識の向上と社内浸透を図るべく、ハラスメント、人権、ダイバーシティなどに関するテーマを設定し、その内容を解説した「コンプライアンス便り」や「コンプライアンスポスター」を社内に発信・掲示しています。
また従業員のコンプライアンス意識を高めることを目的に、コンプライアンス研修を実施しています。外部講師(弁護士)と社内法務担当から所属長に対して研修を行った後、研修を受けた所属長が自部門のメンバーに対して教育する方法でコンプライアンス研修を行っています。全従業員がコンプライアンスの知識を持ち、正しい行動がとれるようになることを目指しています。
業務上の法令・社内規程違反の未然防止と早期発見による是正を図るため、内部通報制度(企業倫理ホットライン)を設け、窓口を社内の担当部門と社外の顧問弁護士事務所の2箇所に設置しています。
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